2024年のゴールデンウィークは最大で10連休になる人もいるようですね！
国内外への外出や旅行、規制などで渋滞情報が流れるのが毎年の恒例ですね。
自粛の期間を過ぎて、また海外への旅行者も増えていますよね。
そんなゴールデンウィークですが、NHKのニュースではゴールデンウィークという言い方を使っていないことにお気づきでしょうか。
必ず「大型連休」という言い方を使っています。
なぜNHKではゴールデンウィークという言い方をしないのでしょうか？
実は言ったこともあると言われているようですが本当でしょうか？
今日は
- NHKでゴールデンウィークという言い方をしないのはなぜ？
- ゴールデンウィークの由来は？
- 実はNHKでゴールデンウィークと言ったことがある？
について調査しました。
NHKでゴールデンウィークという言い方をしないのはなぜ？
NHKで4月末から5月初旬にかけての長期連休のことをゴールデンウィークと言わないのにはいくつかの理由があります。
理由①宣伝用語だったから
NHKでゴールデンウィークという言い方をしない理由の一つは、もともとゴールデンウィークという言葉が宣伝業界の用語だったからです。
ゴールデンウィークという言葉を商標登録している会社もあるそうですよ。
ご存知の通り、NHKは受信料によって運営している公共放送局なので、特定の企業や団体、個人などの宣伝をしないようになっています。
その為、宣伝用語を使わないということが理由の一つになります。
理由②クレームがあったから
NHKがゴールデンウィークという言い方をしない理由の一つに、視聴者からクレームがあったからというものがあります。
職種によっては、大型連休こそかき入れ時というところもあるでしょうし、カレンダー通りに休みを取れない人も沢山いますよね。
特に、1970年代頃、オイルショックなどによって業種によっては連休ムードなどないという人たちもいたそうです。
世間の連休に盛り上がるムードに対して「こっちは仕事で忙しいのに何がゴールデンだ！」というクレームが殺到したそうです。
また、曜日の配列によっては1週間以上連休となることもあります。
それなのに「ウィーク（週）」と呼ばれることにクレームが入ったこともあるそうです。
こういったクレームからNHKではゴールデンウィークという言い方をしなくなったようです。
理由③長いカタカナ語で読みにくい
NHKがゴールデンウィークという言い方をしない理由の一つとして、長い外来語・カタカナ語は避ける傾向があるからということがあります。
アナウンサーが読む際にも言いにくく、視聴者にも耳なじみのないカタカナ語は聞きにくいので避けるという傾向があるようです。
また、テレビ欄などで文字にした時も文字数が長くなってしまうので避ける傾向があるようです。
長文の外来語、カタカナ語を避けたいという事がNHKではゴールデンウィークという言い方をしない理由の一つになっています。
ゴールデンウィークの由来は？
ゴールデンウィークという言葉の由来は少し先にも書きましたが、もともとは「宣伝のための用語」でした。
使われるようになったのは1950年～1950年ごろだと言われています。
当時、お正月やお盆休みの方が観客が多かった映画が、5月の連休の時の方が興行成績が奮ったのだそうです。
それに目を付けた当時の映画製作会社・大映の専務・松山英夫氏が「面白い映画を沢山封切るので見に来てほしい、映画が盛り上がっていますよ」という意味を込めて「ゴールデンウィーク」と名付けて宣伝したのだそうです。
ちなみに、秋の連休を指すシルバーウィークという言葉も、大映の松山氏によって提唱されて使われるようになったそうですよ。
実はNHKでゴールデンウィークと言ったことがある？
NHKではゴールデンウィークと言わないというのが大原則なのですが、実は過去にゴールデンウィークという言い方をして、話題になったことがあるのだそうです。
それは2015年4月24日の「ニュースウォッチ9」という番組内でのことだそうです。
アナウンサーの安住紳一郎さんが自身のラジオ番組の中で、NHKの放送でゴールデンウィークという言い方をした時のことを紹介していました。
（安住紳一郎）ついに言ったね。驚いた。私も。新潟のチューリップフェスティバルを紹介している時だったんですけども。お天気キャスターの方が、『このフェスティバルは5月6日まで開かれています』と言ったら、それを受けて、キャスターが『そうですか。ゴールデンウィークの間、楽しめるということですね』と言ったの！
お天気キャスターの方がチューリップのイベントを紹介した時のことだそうです。
安住アナウンサーも「世紀の瞬間」として興奮気味に紹介していたようですよ。
まとめ
NHKではゴールデンウィークと言わない理由を紹介してきました。
ゴールデンウィークはもともと映画業界の宣伝として生まれた言葉で、同じ映画会社の専務がシルバーウィークという言葉も作ったそうです。
ですが、かつてNHKでゴールデンウィークという言葉が使われたことで話題になったことがあります。
コメント