皆さんはバレエの鑑賞をしたことがあるでしょうか?
バレエは少し高尚な芸術というイメージがあり、敷居が高い印象もあるかもしれませんね。
ですが、実は日本では世界にも誇るほどバレエ人口が多いのです。
小さい頃に習っていたという方もいるかもしれませんね。
また、眠れる森の美女やシンデレラのような誰もが知っている演目もバレエでは上演されるので、初めてでも分かりやすい作品もあります。
そんな、バレエの舞台で「ブラボーおじさん」「ブラボーおじ」と呼ばれている人が話題になっています。
どんな人なのでしょうか。
今日は
- ブラボーおじさんとはどんな人?
- ブラボーはいつ言っていいの?
- ブラボーは誰が言っていいの?
について調査しました。
ブラボーおじさんとはどんな人?
ブラボーおじさんとは過度に「ブラボー」の声掛けをするファンのことです。
バレエの公演の最中にすばらしいパフォーマンスをしたダンサーに「ブラボー」と声を掛ける風習がありますが、その中でも、必要以上にブラボーと声掛けをする人がいるようで、Xで話題になっていました。
上野周辺でブラボーおじさんが「ブラおじ」と略されてて笑います😇
— Pepe (@Pepe94172149) June 7, 2024
今回は特に、場面転換の静かな場面でブラボーと叫んだ男性がいたそうで、特に話題になっていました。
もうさ、踊ってもいないのに出てきただけでブラボー言うなんて意味ないじゃん??
だったら「いよっ!待ってました!」って叫べばいいじゃん??
それならさすがのブラボーおじも恥ずかしくて言えないでしょう💣— 👑YOKO.D Ballet👑オンラインレッスン受付中 (@balletoneYOKO) March 19, 2024
話題になっていたのは、特定のダンサーが出てきたときに「ブラボー」と声掛けをした方のようで、「まってました!」の意味だったようです。
アナウンスで注意喚起もあったそうです。
ブラボーおじ、2幕開始前にそれとなくアナウンスで注意される。その後の会場からの拍手👏‼️
みんな「うわぁぁ😓」って思ってたよね。— きり💙💛🇯🇵 (@agattje) June 7, 2024
そして、この注意喚起のアナウンスには観客が拍手喝采したそうです。
観客の皆さん、この不自然なタイミングでのブラボーに違和感を感じていたのですね。
また、このような「ブラボーおじさん」と呼ばれる人はバレエ以外の舞台などでもいるようです。
オペラにいるブラおじは、とにかく誰よりも早くブラボーと叫ぶことに血道をあげてて、余韻も何もかもを無視して、すべての歌で歌手が歌い終わった瞬間にブラボーと喚く
酷い時は小休止の時にブラボーって叫んで歌手の歌いだしのタイミングを邪魔したりしてた
多分歌知らんしまともに聞いてない— K (@K28003) June 9, 2024
アリーナ西S席大きな声で「ブラボー!ゆづる最高!待ってるぞー!ゆづるありがとう!!!」って叫んでくれたおじさまの近くでした あの声届いてたらいいな 本当に頼もしいおじさま最高に楽しんでおられました
— asuka (@erinobjirfuoo) April 9, 2024
最近バレエ界隈で話題のブラボーおじだけじゃなくて、グランドミュージカルにうちわ持ってくる女、歌舞伎でも変なところで声出すババいたよね。迷惑客が増えているのか、拡散されるから認知されるようになっただけなのか
— すばる (@pleiades_905) June 9, 2024
バレエ以外にも、クラシックコンサート、オペラ、ミュージカル、フィギュアスケートや歌舞伎など、芸術的な舞台には熱心なファンがつきやすく、一部のファンが過度に声掛けを行うことがあるようですね。
日本はアイドルなどを筆頭にした「推しカルチャー」的なものがありますが、「ブラボーおじさん」は行き過ぎた推し活と言ってもいいかもしれません。
ブラボーはいつ言っていいの?
通常、バレエで「ブラボー」の掛け声は、ダンサーの素晴らしい演技が終わって拍手の頃に掛けられるものです。
踊ってもいないタイミングでブラボーということは、「フライングブラボー」などともいわれているようです。
踊ってないのにブラボー言ったの?!それはおかしいな、その掛け声は事象に対する賛辞だし、基本的に声かけるタイミングってバレエあるじゃん、終わるとお辞儀してくれるじゃん、そこだよ、声かけていいのは
— おうが❀6/30 東63ざ62a (@sakuramiyabi07) June 8, 2024
ダンサーが出てきた瞬間に「ブラボー」と声掛けをするのは、真剣に観ている観客にとっても、集中してパフォーマンスをしているダンサーにとっても迷惑であると言えるでしょう。
ブラボーは誰が言っていいの?
基本的に「ブラボー」は言ってはいけないという人はいないので、誰が言っても良いものです。
ダンサーのパフォーマンスに感激した時に、感動の上で出てくる言葉なので、言ってはいけないという人はいません。
ただ、公演によっては「ブラボー禁止」というものもあるようです。
特に感染予防などの観点からよく言われていた時期もあったようです。
先のRT 新国立劇場バレエ団のドンキ千穐楽「ブラボーはお断りします」とのアナウンスに何度もうなずいた上で、よく響くソフトな声で「らぁぁあああ!」「ばぁぁぁああああ!!」と叫ぶ男性がいたから、そう言う人々は承知の上でやってるのかもと疑ってる。
— torimoto (@torimoto_seven) January 9, 2021
また、海外のバレエ団では、ブラボーを言うプロがいたという噂もありました。
昔のロシアのバレエ映像には、タイミングよくブラボー言うたり、拍手する音が入ってるけど、あれ劇場が雇ってた人って聞いてたよ。
昨今話題のオジキはアレを見習おう。フェッテの手拍子は要らんけど。、、、瑛さんが恥かく気がするんだ。
— 空にうたえば (@bell_chat_mama) June 7, 2024
どちらにせよ、ブラボーを言う場合は、言うタイミングが大切であるということは間違いありません。
まとめ
バレエの公演を観て、ダンサーのパフォーマンスに感激した時の「ブラボー」という声掛け。
言うタイミングはダンサーのためにも、周りの観客の方のためにも大切だと言えますね。
ダンサーを応援する気持ちがあるのならばこそ、適切な時に言いたいですね。
コメント